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あの輪島塗を先進的展示で堪能できる輪島塗会館

石川県輪島市と言えば、誰もが連想するのが輪島塗!

先日、塗物が好きで溜まらないという友人に連れられて、ある資料館を案内してもらいまいた。それが輪島塗に関する歴史民俗資料約4000点を保有する輪島塗会館です。

 

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出典元:輪島塗会館 

wajimanuri.or.jp

 

1F:塗物好き大興奮の展示販売コーナー

 

まず、1階は輪島市内約60件の漆器店の品々を集めた、展示兼販売のコーナーとなっています。普段使い可能なものから、使用するにはおそれ多過ぎて、装飾品としていつまでも眺めていたいような傑作輪島塗の数々が大量に展示してあります。その空間はさながら輪島塗のオアシスのようです。気に入ったら(お財布と相談して)購入できるというのがまたテンションが上がりますよね。

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出典元:輪島塗会館 

wajimanuri.or.jp

 

2F:輪島塗に関する資料展示室

 

第1展示室は、輪島塗の製作工程を詳細に展示したものです。細かい説明が列挙してあると思いましたが?いや、実際はもっとすごいです。全部で124の手数が必要とされる輪島塗作りですが、実に133個の椀工程見本で視覚的に分かりやすく展示してあります。

輪島塗は完成まで途方もない数の工程を要し、その工程ごとに「木地師」「塗師」「蒔絵氏」などの職人が存在します。そして一つの品が完成するまで半年から1年、原木の乾燥工程を含めると数年の歳月を要します。そうしたプロセスを見本の133個の椀で実際に表現しているのですから、そんな展示日本中どこを探してもこの輪島塗会館にしか存在しません。

 

第2展示室では、輪島塗の歴史文化に関わる紹介がなされています。輪島塗の起こりやそれが発展してきた歴史的背景、さらに輪島塗職人に関する資料など、日本一の漆器製品が歩んできた道のりを丁寧に学ぶことができます。

 

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出典元:輪島塗会館 

wajimanuri.or.jp

 

建物は2015年に総リニューアル!

 

輪島塗会館の建物自体は、輪島漆器会館老朽化による建替計画として、2015年にリニューアルを遂げたばかりで、伝統工芸というイメージとは裏腹に、外観・内装共に非常にクリーンでスタイリッシュなデザインとなっています。デザイン性が高くても、周囲の町風景との調和も十分果たしていて、主張と融和のバランスが実によく計算されていると感じます。

屋内では2階の歴史展示コーナーの雰囲気が特におすすめで、全体に黒で統一された空間に展示品が巧みにライトアップされる演出は、来館者自身が輪島塗の黒塗に取り込まれたかのような不思議な感覚にも誘い込んでくれることでしょう。

 

まとめ

 

国の指定重要無形文化財、そして漆器に詳しくない人でも誰もがその名は知っている輪島塗、今日では、有名デザイナーとのコラボなど未来をも見据えたアクションを起こしています。そうした前衛的な企画展なども、輪島塗会館では定期的に楽しむことができます。

 

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