名作サッカー漫画「ファンタジスタ」を一気読み!
今日は、以前私が休みの日に「そういえばあるはず…」と思い本棚から引っ張り出しては一気読みしてしまった懐かしの名作サッカー漫画
「ファンタジスタ」
についてご紹介します!
「ファンタジスタ」って?
「ファンタジスタ」は、週刊少年サンデーで1999年から2004年まで連載されていた草場道輝によって描かれたサッカー漫画です。
そもそも「ファンタジスタ」とはイタリア語のサッカー用語で、「閃きや創造性のあるプレーで観客を魅了するスーパースター級の選手」という意味があります。この言葉は1998年頃からイタリアのメディアが、創造性ある美しいプレーをしていた元イタリア代表のロベルト・バッジョに対して使ったことから多用され始めました。
この漫画の主人公である坂本轍平のモデルはロベルト・バッジョであり、轍平も同様に作中では「ファンタジスタ」と呼ばれています。
素人の轍平が世界に羽ばたくまで
離島で生まれ育ち、1人で技術を磨いていた主人公の坂本轍平は、都立水本高校サッカー部で監督をしている姉の坂本琴音に呼ばれ上京。その当日、いきなりサッカー部に合流して幼馴染の森川率いる強豪校との試合に出場します。轍平は島で磨いたボールテクニックで観客を魅了し、実際のサッカーコートでプレイするのもはじめての素人ながら、ゴールも決めてしまいます。
この轍平のプレーは森川を視察しに来ていたACミランのスカウトマンをも魅了し、ACミランにスカウトされますが轍平はこれを断り、姉と、水本高校の仲間とサッカーをしていくことになります。
その後、轍平と同じくファンタジスタと言われる沖田の所属する天神高校、高校選手権の予選などを経て、初めはパスをすることも知らなかった轍平はメキメキと成長。天神高校の監督の推薦などもあり、日本ユース代表の合宿に招集されます。
代表合宿では幼馴染の森川や沖田と再会、他にもこれからも苦楽をともにしていく近藤などとも出会い、厳しいポジション争いもあった合宿を終え、イタリア代表なども参加するJY杯に出場します。この大会で轍平は、生涯のライバルとなるイタリア代表のファンタジスタ、マルコ・クオーレにも出会うことになります。
その後、代表合宿とJY杯で大きく成長した轍平は水元高校を率い、選手権東京代表を勝ち取るため、代表ではチームメイトであった山波や西郷と対戦します。
そして轍平は更に高いレベルでサッカーを学ぶため単身イタリアに渡り、ACミランの下部組織に入団します。
ミランではJY杯で対決したイタリア代表の面々に再会、今度はチームメイトとしてトップチーム昇格をかけてしのぎを削る事になります。なんとかトップチームに昇格しましたが、轍平はなかなか試合に出場できていませんでした。そんな中轍平はオリンピック日本代表に招集されます。
代表ではJY杯を共に戦った仲間たちに再会しますが、監督は「ファンタジスタの同時起用はしない」と轍平と沖田の同時起用を否定。試合感を失っていることに加え、オリンピック開幕前に届いた悲報に悲しむ轍平は、パラグアイや強豪ブラジル、そしてマルコやミランの仲間擁するイタリア代表相手に実力を発揮できるのか…!?
「必殺技」などのような派手な演出などはなく、現在のサッカーにも通用するような戦術論なども登場する本作は、サッカー好きや経験者にとてもおすすめです!
また、わかりやすい解説も付いているので、サッカーをやったことがないという人も十分楽しめる内容になっているので、興味を持った方はぜひ読んでみてください!
また、本作から約8年ぶりとなる2012年から2015年までは、あの本田圭佑選手の原案協力のもと、本田選手本人も登場する続編「ファンタジスタ ステラ」が同じく週刊少年サンデーで連載されていました。とても面白い作品なので、そちらもぜひチェックしてみてください!
今日はこのへんで!
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