佐渡の大自然を満喫する旅【新潟】
新潟に仕事で出かけたとき、佐渡へ行ってみました。
佐渡はその昔、金銀の採掘で江戸幕府の経済基盤を支え、北海道から江戸や大阪(当時:大坂)へ米や魚などを船で運ぶ「北前船」の寄港地として、明治時代初期まで栄華を極めていました。
その他にも、天然記念物である「朱鷺」を自然放鳥する公園、伝統芸能と受け継がれている祭りなど、自然や文化にたくさん触れることができる魅力たっぷりの島です。
■佐渡の名物「たらい船」
たらい舟は、岩礁が入り組んだ佐渡島の海岸で、ワカメ、アワビ、サザエなどの海産物を獲るための乗り物として、明治の初めごろ洗濯桶から改良に改良を重ねて考案された船だそうです。
現在では、観光資源として乗船体験用のたらい舟を、小木にある矢島体験交流館で体験できます。
たらい舟は、基本的に大人3名がベンチに座って乗り込み舟漕ぎ体験をします。
頭に笠を被った和装姿の女性船頭さんが、たらい船を巧みに操られますが、初めて漕いでみるとこれが意外と難しいのです。
たらい舟を前に進めるには「8の字」を櫓で漕ぎ、後方へ下がるときは「八の字」を描いて漕ぐのですが、最初は周辺をぐるぐる回るだけで、なかなか進んでくれません。
でも、しばらくすると櫓の動かし方のコツを掴得るようになってきますので、楽しい舟遊びができますよ。
■風光明媚な「大野亀(おおのがめ)」と「二ツ亀」
佐渡市内から北東方面の海岸線沿いにある、日本三大巨岩のひとつ「大野亀(おおのがめ)」は、「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」に旅行者におすすめのスポットとして2つ星で掲載されています。
大野亀は、標高167メートル、周回約650メートルの一枚岩であり、海に突き出す形でそそり立っています。
その雄大さは、まさに圧巻の風景であり、例年5月下旬から6月上旬の初夏の季節には、ユリ科の黄色い花で佐渡以外では山形県の一部の場所でしか咲かない貴重な植物「トビシマカンゾウ」の花が辺り一面咲き誇ります。
透明度の良い日本海の海とトビシマカンゾウの花の色とのコラボレーションの素晴らしさは感動ものです。
遊歩道添いのハイキングや、初夏に咲くトビシマカンゾウの花を愛でるなど、雄大な自然を満喫しながら楽しめる場所です。
二ツ亀は、大野亀からおよそ4キロ離れた場所に位置しており、海沿いの遊歩道を歩くこと、およそ1時間ちょっとの距離ですが、大海原沿いに歩く気持ちよさは格別です。
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